20151214 ファンタジー
騙されているかのような天気。12月じゃないような暖かさ。もう春が来てしまいそう。
いやいや冬はまだこれから。雪やこんこ、あられやこんこ。
【今日読んだ本】
坂田靖子さんのコミックのなかでもファンタジー色が濃いめの作品群。
キャラクターたちの会話は、いつも弾むような声で進んでいく。
表題作の「星食い」が登場するは短編3つ。『星月夜』は主人公のジョニーがある晩、雪だるまの行進を目撃するシーンからはじまりました。雪だるまのひとりはジョニーに教えてくれます。
雪の結晶は非常に小さい春を芯にして出来ており……雪やしもが溶けて空にもどるときに、芯になった春だけは地上に残るのです。―坂田靖子『星月夜』
信じてしまいそうになる季節のファンタジー。こんなにあたたかい冬の日はなにかの前兆。何者かが集うお祭りか、それともトラブルか??サンタクロースや冬の使いが南の島へ??
まさかまさかの妄想が続いてしまいそうです。
【今日みた映画】
『コンスタンティン』
BS プレニアムシネマにて。
何度目かついつい見てしまいました。地獄シーンが無音でだったり、武器もかっこよくて引き込まれます。エンドロール後の映像が見れて満足!
終盤、天国の門で中指を動かしたジョン。実は腱を切ってしまっているから、本当は動かせない。操っているのは神様らしいという話。知らなかったー。