20160513 益子春の陶器市2016で古本屋さんめぐりをしてきました
ここ2~3年のうちにGW恒例行事になっていた
益子春の陶器市5/2(月)に行ってきました。
作家さんの作った陶器が数多く並ぶ、一点ものの陶器市。色や形や風情など本当に個性的な作品も多くどれだけ見ていても飽きないなあと思います。販売会場は坂の下から上まで、徒歩20~30分ほどの沿道と、公園や細道にも点々とあって一日がかりで体力と時間の勝負、勝負。う~ん、今回もタイムオーバーで最後までじっくり見れませんでした!これまでにもお茶碗に箸置きに人形などなど買ってきていて、今回は何にしようか、蕎麦猪口と花瓶が欲しいと決めて散策開始です。
と、あたりを見回すと、益子の町の古本屋さんが近いことに気づきました。これも目的のひとつ。先に3件ほどめぐることにして意気揚々と歩き出すと、驚いたことに初めて古本の神様に祈りたくなるような出来事が待ち受けていました。
・添谷書店
ここが陶器、焼き物の書籍を数多く扱う新刊書店でありながら、休憩スペースには古本箱が並んでいてホコリっぽい本をレジに持っていく度に店の女性が「悪いわね~」というように布や手でパタパタとしてくれるのも、毎年毎回の恒例に感じていました。
→タビモノ 2012:益子 vol.2 「添谷書店」 | スーベニアプロジェクト|SOUVENIR PROJECT
机の下の箱々は古本、しかし今回訪れるとすっかり無い!
→4/14栃木・久々の益子で冷雨と古本にまみれ二店!: 古本屋ツアー・イン・ジャパン
2012年に置き始めたようなので、もしかすると撤退?なんだか店の中をぐるっと回っても見つからず、なんだか尋ねるのも悩ましく次回訪問時に賭けようかな。(あると嬉しいのになあ)
・ハナメガネ商会
古民家にある古本屋さん、風通しがよくて居心地いいかんじ。レトロ雑貨を眺めつつ、ハードカバー版小松左京『こちらニッポン…』(朝日新聞社)を100均一棚から購入。少女漫画付録もあって、三原順「はみだしっ子」のメモパッドには悩まされました。
・内町工場
界隈のひとつに、またしゃれた建物で雰囲気のいい内町工場は古道具もあり。
源氏鶏太『宴会屋さん』(春陽文庫)と須賀敦子『コルシア書店の仲間たち』(白水ブックス)をゲット。古本の神様は見捨てていない!と調子に乗ったことを思った次第です。
・移動本屋 ペンギン文庫
5/1(日)までで、遭遇できませんでしたが旅する本屋さんも陶器市に登場していたようです。かわいいトラック、実際に入ってみたい。
そんなこんなで陶器市。
近隣の神社で「ザ・ミステイク」と失敗作品の入札オークションを設けていました。本来なら割られちゃうのでしょうか。少しのひびや釉薬の色が”失敗”になるなんて、なかなか陶器の世界も奥深いもの。オークションするにしても値段付け、とても難しくてできません。
私の生活感にあった、花瓶はこんな感じ。
宇宙色みたいだなあと思って飾っています。一気に買いすぎたような?
蕎麦猪口はそうめんのめんつゆにも使えたらいいかな。ゲットしてなかなか満足の買いものできました。お昼にカレーそばという、そばにカレーをつけて食べる、こちらもなかなかのシロモノを食べたので家でもチャレンジしたい、なんて目論んでいます。
また次回も益子を巡り倒したい!