小野寺ひかりのブログ

合言葉はspark joy!=ときめく時間を楽しんでいきたいです。

2019-3-31 チェアリング花見をした翌日、春の古本まつり

3月30日、31日はとにかく歩き回った。

「チェアリング花見」という、各自飲食だけでなく、イスを持ち寄って、公園や道のはじでのんびり過ごして飲もうではないかという催し。ノベルジャムのOB・OGがメインながら昼~夜の自由参加のため人数もどれくらいになるのか予想がつかなかったので、そこそこ広い、東京大学御茶ノ水公園~神田明神~不忍~日暮れて、電車で浅草橋と移動していった。結果7人~8人が入れ替わり立ち代わり、互いの近況報告をしながら楽しい花見になった。チェアリングのよいところはレジャーシートを使わないことなので、移動の準備が早い……ということだったかな。歩けば体も温まるし、ついた先で買い出しするので、荷物もそんなに大変なことはなかった。

ここ最近抱えていたモヤモヤも吐き出しながら帰宅後、できること、やりたいことをやっていくぞ~、という結論に至る。とりあえずは余裕をもって過ごせそう。

31日は早起きができたので早めの昼食をとって神保町へ向かった。コミック高岡が閉店という。春の古本市もやっている。

どうせ2時間くらいだろうと思ったがひと通りみたものの4時間オーバーと午後の予定がすっかりくるってしまう。なんというか、スタンプラリー的なものを近所の女子大生が企画しており、いつものうっかりさで、そのミニ謎解き用紙をもらいに、5つの書店をぐるぐる歩いていたんだよなあ。おかげで栞とブックカバーをもらい、ブックハウス神保町2階にある北沢書店が、写真OKの看板もありの「インスタ映え」スポットになっている知ることができた。

コミック高岡は夫・T氏の御用達店だったので、勝手ながらわたしのテリトリー外の認識ではいたが、1階、2階をみてなるほど、どおりでT氏はジャンルに問わずマンガに詳しいわけだなあ、といまさら気づくのであった。お土産に一冊と、自分用に坂田靖子氏の未読漫画を購入した。

レジでは入れ替わりお客さんが、最終営業日であることを惜しみながら、思い出を語っては帰っていた。

店前には「ご自由にお持ちください」と段ボールが並び、販促用の紙モノが多数のこっていた。『ダンジョン飯』のPOPをみつけ、これもお土産にする。夕刻にはお神酒が配られていて、ちょっとこう、雲の切れ間に青空ものぞいてきて、さわやかな気持ちを味わった(飲んではないけど)。店主が「今日で終わりなんです」と説明するひと言に驚くよりも「ええ、だから来ました」と、答える人の多さ、なお思い出を語るお客さんは尽きず、小さな人だかりをつくっていた。

東京堂書店。3Fのアウトレットコーナが本日で終了し、マンガコーナーが出現している。ああ、愛してやまないアウトレットコーナー……値札からさらに50%OFFというので、静かな心でじいっと選びつくす。7冊程度購入し、なんというかもう、駅の改札へ向かうときには「今回の買い物は、ヨガの呼吸法のような冷静沈着さだった」という言葉が浮かんでいた。ただし、金額的にはあと倍くらいするような感覚でいたので全集いけたなあ、とも。

ところで明日は新元号が発表される。4月2日生まれのため、もういちど「平成」で誕生日を迎えることができるとは思わなんだ。神田のソバ屋で「天皇陛下のお気持ち表明演説」を見ていたあの日からそんなに遠くもない今日。もうすこしで改元か。

いろいろ変わっていく。