小野寺ひかりのブログ

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20151010 魔劇『今日からマ王! 魔王再降臨』

魔劇『今日からマ王! 魔王再降臨』

maomyu.com

10月4日(日)夜公演、観てきました。場所は新宿の全労済ホール/スペースゼロです。ガラス張りのきれいな会場を見上げます。

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魔剣探しの旅!

座席につくと、花道中央に今回舞台の中心となる魔剣・モルギフが輝きを放っていました。おおっ、とひとり声をあげそうになるのを我慢我慢。

原作は『(マ)』=まるマの愛称で親しまれる、ティーン向け文庫。2004年からアニメ化、ゲーム化もされた人気作。学生時代は新刊と勉強を秤にかけて、新刊を読んでいたことを思い出していました。ボケとツッコミのスピード感がたまらなかったです。

そんな『(マ)』が、舞台化、第2弾ということで、原作でも2冊目にあたるストーリー。魔剣探しの旅にでていく高校生・魔王のユーリご一行。

今度はマのつく最終兵器! (角川ビーンズ文庫)

今度はマのつく最終兵器! (角川ビーンズ文庫)

 

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 魔劇『(マ)』は、ミュージカル。

友人のムラケンと銭湯に浸かるユーリ。ひとり「マ王」玉座についたことを回想すると、「ギュンターでございます」と歌いながら華やかに軽やかに登場するギュンター。ユーリへの強い愛で、回想にも登場するというさすがの暴走系。当時から、一番好きなキャラクターでした~。会場も手拍子。逆風にも負けないギュンター。

その後、ムラケンを現代に残し、お風呂に吸い込まれて眞魔国に再降臨したユーリ。

対人間の政治的危機とユーリの決断で、魔剣を手にしようと大奮闘!コンラートの優しい瞳と、ヴォルフラムのわがままっぷりは本物でした。なにより、ヨザックの上腕二頭筋はもっと間近でみたいくらい(笑)

魔劇「今日からマ王! 」~魔王誕生編~ [DVD]

略して「まおみゅ」!と弾む語感。見どころも。

アクションあり、悲しみもあり、考えさせる部分もあり。15歳のユーリ。原作を読んでいた当時は同年代だったのに、と、わたしはちゃん大人になれたかなと振り返ってしまいます。

見どころはたくさんあって、ダンスやトランペット、花道パフォーマンスなどなど舞台ならではのシーンもあり、原作のスピード感とはひと味違ってじっくりストーリーの意味やキャラクターの一面を楽しめた気がします。衣装や音楽も眞魔国史の一端を描く重厚感にも繋がっていたように感じます。

 

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 最後に、入場者特典のポストカードがギュンターで喜んでいたら、裏面にはメッセージが。生きる、に熱さが伝わってきました。

カーテンコールでは

ベアトリス役、千紗子さんの1日早い誕生日のお祝いへ。会場に配りきれなかったお花がキャストさんたちから手渡され、きれいな花束になっていました。

ステキな魔劇ステージ。続編はあるのでしょうか。再々降臨、ムラケンの活躍もみてみたいところです!

2013年にはアニメのブルーレイBOXも出ていました、OP曲も少し懐かしい。


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